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有効求人倍率、4月は1.59倍 正社員は過去最高

 厚生労働省が29日発表した4月の有効求人倍率(季節調整値)は前月と同水準の1.59倍だった。企業活動が活発になっており、求人数(季節調整値)が増えると同時に、求職者数(季節調整値)が増加した。

 雇用の先行指標とされる新規求人倍率は2.37倍と前月比0.04ポイント低下した。

 企業の新規求人(原数値、前年同月)を業種別で見ると増えたのは製造業(9.3%)、教育・学習支援業(6.6%)、医療・福祉(5.9%)、建設業(5.4%)などだった。一方、宿泊業・飲食サービス業は2.1%減った。

 正社員の有効求人倍率は1.09倍と前月比で0.01ポイント上昇した。調査開始(2004年11月)以来最高となった。正社員の求人の増加が求職者の伸びを上回った。

有効求人倍率は全国のハローワークで仕事を探す人1人あたり何件の求人があるかを示す。

総務省が同日発表した4月の完全失業率(季節調整値)は2.5%と、前月と横ばいだった。求人があっても職種や年齢、勤務地などの条件で折り合わずに起きる「ミスマッチ失業率」は3%台前半とされる。3%割れは働く意思のある人なら誰でも働ける「完全雇用」状態にあると言える。